【pkmnBW:001】もうすぐ始まる、「普通」な「あたし」が「特別」な「あなた」に出会う旅

※妄想と捏造含むプレイ日記(小説風)です
※作者は「ゆえ」の方
※ゆえは下記のステータスでプレイしています
 ・ソフトは「ブラック」
 ・主人公は「女の子」(名前はブランシェ、プレイ記中では「ホワイト」表記)
 ・主人公の一人称は「あたし」
 ・性格は勝気なお転婆、ちょっぴりツンデレ、だけどホントは優しい子。
 ・ストーリーは「N主♀」に寄ってます
 ・微妙にチェレベルのような、チェレ主♀のようなところもあるかも
 ・プレイしながら書いているので、結末はどうなるかわかりません。
 ・でもすでに ED号泣 の予感がしている
以上、平気な方はどうぞ。


 
***
 あたしは、ホワイト。
 どこにでもいる、ごく普通の女の子だ。
 髪は栗色で、ママに似て、結構強くウェーブしてる。放っておくと結構邪魔なものだから、あたしはそれを、頭の高いところでひとつに結わえている。瞳もママ譲りの、海みたいな青色で、つまり、あたしとママはそっくりだ。もちろん、どっちも、ちっとも珍しくない。大きな街を歩いたら、きっと、こんな感じの人間なんて、あっちにもこっちにもいることだろう。
 だけどあたしは、自分と似た色合いの人を、まだ見たことがない。だって、あたしの生まれたカノコタウンは、うんと小さな田舎の町なのだ。建物も、人も少ない。お店もほとんどないし、名物もなんにもない。他の町と違うところなんてどこにもない、ほんとに小さな小さな町。あたしにしてみればちょっぴり不満だ。テレビの向こう、雑誌の写真の向こうには、シッポウシティのおしゃれな倉庫街、ヒウンタウンの大都会、ライモンシティのアミューズメントパークなんかが広がっているって知っているから。やっぱり憧れるし、羨ましいって思うんだ。
 ――でも、カノコタウンが嫌いなわけじゃない。
 狭くて小さな町だから、住んでいる人たちはみんな顔見知り。あたしが外で遊んでいて、暗くなれば、もうおかえりよと声を掛けてくれるし、朝早くにママの手伝いをしていれば、こっそりお駄賃をくれたりもする。もちろん、子供たちもみんな誰がどこの子だか分かっていて……中でもあたしたち「三人」は、同じ年に生まれた、特別に仲の良い友達だ。
 金の髪に、緑の瞳、女の子らしくてかわいい、ベル。
 黒い髪に黒い瞳の、うんと頭のいい男の子、チェレン。
 そして、あたし。
 ベルははす向かい、チェレンはお向かいに住んでいて、あたしたちは生まれた時から三人並んで、一緒に大きくなってきた。お互いの大好物も、苦手なものも、趣味も、良いところも悪いところも、小さい頃の怪我の痕まで、なんだって知っている。
 だからね、その時になっても、あたしはずっと、こんな日常がオトナになるまでずーっと続いていくのかなあ、なんて、考えていたんだ。
 おっとりしてマイペースなベルが遅刻して、几帳面で生真面目なチェレンがそれを叱って、まあまあってあたしがなだめる、もう10年は繰り返されてきた日常が繰り広げられた、あの瞬間にも、まだ。
 ――だけど、そうはならなかった。あたしの家に、アララギ博士から、ひとつのギフトボックスが届けられたその瞬間に、あたしたちのいつもの日常は突然、その色を変えてしまったんだ。
 

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