ゴッホとゴーギャンと仏像と禅

ゆえです。

ちょっと前のことにはなりますが、ますずさんとゴッホとゴーギャン展に行きました。
……実は、当初の目的はラスコーの洞窟展だったのですが、ちょいといろいろありまして、上野駅で方向転換したのです。
上野は博物館、美術館の密集地点なので、目的をコロコロ変えられて便利ですね!


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ダリってヤバい。

ゆえです。

ますずさんと新国立美術館のダリ展へ行ってきました。
率直に申し上げて、ヤバかったです。

ダリといったら溶けた時計が有名かと思いますが、全体的に、「よく分からすぎて」「心底不安になる」作品の山でした。
闇が深い、とかじゃなくて、天才と狂気は紙一重、って感じです。

若い頃のは荒々しくて不安を煽るんですが、第二次世界大戦後の「一部の隙きもない整い様」も、それはそれで不安になるんですよね。

ゾッとして胃の底がブワッてなるあの感覚、久々に感じました。なのに、怖いもの見たさで何度も見たくなっちゃうの、不思議ね。

そうそう、「刺激的な表現の含まれるショートフィルム」が何箇所かあるのですが(ダリと親交のあった映画監督の作品です)、私ダメな感じでしたのでお知らせしておきます……。
見ている方から時々、うわっ、とか、ううわぁ……とか漏れ聞こえてくる作品でした……。
(刃物とか血とか映像だとダメなので……)

「驚きの明治工芸展」で龍に会った

ゆえです。
芸大美術館にて開催中の、「驚きの明治工芸展」に、うずさんたちと行ってきました。
芸大美術館初めてだったんですが、さすが良いところにありますね……!

さて、明治工芸とはなんぞや、なのですが。
要するに、明治期に海外輸出を目的として発展した日本の伝統工芸のエクストラエディション的な? 技術と贅沢の極みな感じの、工芸品たちのことのようでございます。
国内流通が目的じゃあないため、やり過ぎのような? 頑張り過ぎのような? ステレオタイプな社長室とかにありそうな? そういう、驚嘆なしに見られない、逸品揃いでした。

……写真撮影可、だったのを知らなくて、一眼レフを持っていかなかったことを、心底後悔!!

▼出落ち感溢れる超大物、「自在」の龍。


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「子どもとファッション」展と歌仙兼定

ゆえです。

ちょっと前になりますが、庭園美術館で開催中の「子どもとファッション展」に行きました。
西洋と日本の明治以降を中心に、いわゆる「子供服」の変遷をたどるものです。
昔は「子供服」という概念がなく、「大人の服の小さいの」として作られていたそうで、
締め付けが少ないだけでほとんどドレスだったりしていた様子。
とってもカワイイのですけれども、おちいさいさんにこれを着せるのは
結構重くて大変だったんじゃない……?
なんて思ったりもしました。

戦前戦後くらいのころの、ちょっと裕福なお家の子供服、なんかは
すごくすごくかわいらしくて、今でも着られそうなものもたくさん。
なかなか素敵に眼福な展示でした。

▼図録。

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古代ギリシャ展行った

ちょっと前のことになりますが、博物館仲間のますずさんと、トーハクで開催中の古代ギリシャ展に行ってきました。

うーん、古代! 浪漫! という感じで大変楽しく面白く。特に、食と装飾への情熱に滾ってきました。


兵馬俑展(古代中国)の時は、排水設備とか都市整備的なところにほほーうと思ったのですが、そのへんは民族性とかそういうのが影響してるんでしょうかねえ。ともかく明るくあけっぴろげな感じで、楽しゅうございました。



▲わかるんだけどすごいコラボ(あと何故か写真が横になる)



▲ギリシャのムサカ?とかいうの風のお料理(館内のレストランにて)



▲銀座のギリシアレストランとコラボしたらしいクッキー

黄金のアフガニスタン展行った

ちょっと前のことですが、トーハクでやっていた「黄金のアフガニスタン」展に行きました。
行き過ぎ?
いやいや、年パスの元を取らねば!(もう取ってる気もしますが)

岩窟の仏像が爆破されたり博物館を攻撃されたりと、受難のアフガニスタンで、学芸員の方々の必死の努力で隠し通された数多の遺物、それはなんと二万五千点に登ったのだとか。

苦難の年月を乗り越えた古代の黄金の装身具たちは、鮮やかに、どっしりと、歴史の重みで輝いていました。

……まあ、副葬品なんですけどもね!

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それから、初めて法隆寺館にも行きました。
ものすごくクールに、かつ四方八方から眺められるように、随分前にリニューアルされていたのは知っていたのですが、想像以上でした。
「陰影礼讃」の羊羹の話思い出したわ。
黒ってなまめかしいのよね。

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