Masquerade


 鳴り響く弦楽器
 煌くシャンデリア
 人々を蠱惑する甘い香り

 流れるような衣擦れの音
 輝く宝石たち

 囁きあい
 笑いあい
 さざめいて

 人々は踊る
 仮面で顔を覆って

 仮面の下には
 虚栄・矜持
 嫉妬・羨望
 愛惜・後悔

 哀しみ・悦び
 妬み・憧れ
 そして苦悩

 狂おしい程のまなざし
 交錯する視線
 許されざる心

 何故こんなにも禍々しいのか
 何故こんなにも愛おしいのか

 貴族たちは踊る
 仮面の下に全てを隠して
  押し殺して

 そして舞踏会は全てを呑込む




 幼馴染の少年がいた。
 彼の名前はリシャール。リシャール・ド・シャンティエーヌ。シャンティエーヌ公爵の公子だった。
 彼は神話の女神もこうはあるまいというほどの豪奢な金髪と、緑柱石のような深い緑の瞳を持っていて、幼い時から利発だった。顔立ちも申し分なかった。周囲からはそこに居るだけで場が明るくなる、太陽のような子だと称された。
 対する私は、フィランツィエ家の母の血だろうか、闇のようだと言われる黒髪に冬の海のような色の瞳をした、気が強い娘だった。「太陽の子リシャール」に対して「闇夜のような娘」とだけ呼ばれた。
 しかしそれでも、私たちはいつも一緒にいた。
 私はソフィア。ソフィア・ド・エスティアン。エスティアン公爵たる父上の娘だ。

「――とにかく、今度の仮面舞踏会にだけは出なさい。国王陛下直々にお呼ばれがあったのだから」
 父、フィリップ・ド・エスティアンの言葉に私は溜息を付いて部屋を出た。薄暗い廊下には、メイドのアンヌが息を潜めて立っていた。
「……仮面舞踏会に出なさい、って。嫌だわ」
 私の呟きにアンヌは、慰めるように言う。
「時にはお出かけなさって気分転換なさるのも良いじゃありませんか。仮面舞踏会ならお顔も人に見られませんでしょう」
 私は二度目の溜息を付いた。外は苛立ちを感じるほどの強い雨が降っている。雨粒が窓に当たって嫌な音を立てていた。
 私は社交界というものが大嫌いである。15の時に半ば無理やりデビュタントさせられてから、あの華やかさの中に渦巻く重苦しさには良い思い出がない。それに、自分の顔の生もあって、私は仮面舞踏会にしか出席しなかった。
 散々口を酸っぱくしてあれこれ言っていた父も最近ではすっかり諦めて、私は放って置かれていたのだが、やはり国王直々の招待となると話は別らしい。
「困るわ。特別いいドレスなんてないんだから」
「ソフィア様は何をお召しになられても本当に良くお似合いになられますわ。あの、タフタのドレスなんて特にお似合いじゃありませんか」
「でも、エスコートして下さる方がいないもの」
 日頃付き添ってくれる兄は、仕事の関係で今は屋敷にいなかった。
「そうですわね。……ああ、こんな時リシャール様がいて下さったら」
 アンヌは自分のことのように溜息を吐いた。
 私の唯一の友達といっても過言ではなかった幼馴染のリシャールは、今はもう側にいなかった。驚くなかれ、彼は王子になってしまったのである。

 あれは、私が13くらいの事だったと思う。突然、当時の国王テランス5世陛下が崩御なされた。死因は落馬。王妃との間には子はなかった。
 王位が空白になり、皆は一瞬慌てたが、すぐに次の国王が即位した。それが、先代のたった一人の弟、シャンティエーヌ公。つまり、リシャールの父上、現国王リシャール2世だった。
 私は彼の父親が王弟であったことなどまったく知らなかった。彼らは住み慣れた屋敷を離れ、宮殿へと移っていった。宮殿へ移るというその日、私はリシャールに呼び出された。
『王子様になるんだってね。おめでとう』
『そんなこと、めでたくも何ともないよ』
 彼はあの美貌にほんの少し悲しみの色を浮かべて、私の向かい側に立っていた。それを見て、私も少し悲しくなったが訊いた。
『何の御用なの?』
『……一緒に王都へ行かないか?』
 私は硬直した。
『僕は君と離れたくないよ』
 都は遠かった。二人とも、その言葉の重要性を良く分かっていない子供だった。そして私は、自分の正直な気持ちはおろか、エスティアン公の姫としての立場も、人の心も、何も分かっていない小娘だった。
『……リシャールって寂しがり屋なのね。駄目よ、一国の王子様がそんなことじゃ』
『そうじゃないんだ。僕は……』
 そこまで言いかけて、彼は口をつぐんだ。
『やっぱり、いい。君は都に連れていかないほうが良さそうだね』
 彼は少し笑い、そして切なそうに顔を歪めた。
『さようなら、ソフィア。君の幸せと、またいつか逢える日が来るのを祈ってる』
 私は彼のその顔に、何を言ったら良いのか分からなかった。本当に子供だったのだ。
 それで、月並みな返事しかできなかった。
『私も、祈ってるわ。……さようなら、リシャール』
 それ切りだった。それ以来、もう5年間何の交流もない。消息は噂に聞くのみだ。

「今更何を言っても遅いのよ」
 私は小さく呟いた。アンヌがそれを聞きつけて、私の目を覗き込む。
「5年前の事を思い出されていたのですか? いけませんよ、過去を振り返っても何にもなりません」
 13歳にそんな、人生の決断は無理でしょう、と彼女は私を弁護する。
 そう、あの後彼がいなくなって、初めて私は樹がついたのだ。私こそが彼の側に居たかったのだ、と。もう少し甘えて居たかったのだ、と。しかし気がついたとき、彼はもう側に居なかった。公女といえど、簡単には手の届かない、遠い世界の人となってしまっていた。
「さあ、準備をいたしましょう。せめて、エスティアン家の者として恥ずかしくない格好をしなければ……ね」
 私のその言葉に、アンヌは笑顔で衣裳部屋に飛んでいった。




 私はエスコートをしてくれる男性を探さずに、一人で王宮へと向かった。この時代、この国の貴族女性としてはまず有り得ない例ではある。
 アンヌの見立ててくれた青白い色のドレスは、黒い髪には合うと私は思った。けれど、舞踏会には少し、不釣合いだったかもしれない。
 顔全面を覆い隠す仮面を着け、案内の者について大広間に行くとそこは、噎せ返るような香水の匂いと大編成の楽団が奏でる曲が人を圧倒する、豪華絢爛な空間だった。
 女たちは皆、華麗に身を包んでいるドレスを、首から下げた大きなぎらつく石を、その髪型を競い合い、男たちは談笑し、女を誘い、媚び諂う。噂や嘘、冗談が飛び交う。
 空気からそれと悟ったらしい私を見知る人たちが、挨拶をして去って行く。
「おお、本日はご機嫌麗しゅう……」
「お父様にどうぞ、宜しく」
 私は眩暈がした。眩しいばかりの虚栄の世界に、頭が痛む。脚がふらつく。なんとなく後ろに転びそうになった私を、誰かがそっと支えてくれた。
「大丈夫ですか?」
 長身の男から出てきたのは、優しそうな声だった。
「申し訳ありません……ありがとうございます」
 慌てて例を言い、人々の間に溶け込もうとする。すると、予想以上に強い力で腕を掴まれた。
「待って下さい、貴女がエスティアン嬢なのですか?」
 顔は仮面で分からないが、聞き覚えのない声。何故に私の名を知っているのだろう?私は俄かに不安になった。
「……あの?」
「ああ、申し訳ありません、何でもないのです。――あの、一曲お相手して頂けないでしょうか?」
 そういうことかと私は胸を撫で下ろした。喜んで、と返事をすると、相手は仮面の上からでも分かるくらいに嬉しそうに笑った。
 始まったワルツに乗せて、男は私の手を取る。広間の真ん中の、皆が踊っている空間に身を投じる。男の青い夜会服は私と揃いで誂えたかのように色が合っていて、まるで初めからエスコートされていたようだった。見知らぬ彼はダンスが驚くほど上手く、私は久々だったにも関わらず、かつてないほど軽やかに舞う事ができたのだった。

 曲が終わり手を離す時、男は一瞬私の手を強く握った。しかしそれだけで、彼は手をすんなりと離した。曲が変わって戦線を離脱した私は、草臥れて椅子の方へと歩き出した。
 その時、耳元で小さく声がした。
「誰も誘わないあの方にダンスを申し込まれたからっていい気にならないで頂戴」
 心臓が大きく跳ね上がった瞬間、突き出されたドレスの下の足にまともに足を取られ、私は盛大な音を立てて床に転がった。
 ガターン、とその場の空気を震わすような大きな音が響き渡り、その瞬間に皆がぎょっとしてこちらを見るのが分かった。足をかけた本人も、澄ました顔でこちらを見ている。酷く恥ずかしかったが、私は顔上げるわけにはいかなかった。長い髪が顔を隠すように俯いていなければならなかった。
 ――顔を覆う仮面が、真ん中から真っ二つに割れてしまったのだ。

 屈辱も悲しみもなかった。ただ、顔を見せずに済むには如何したら良いかを必死で考えた。しかし如何することもできずに私は俯いたままだった。
 ふと声がした。
「彼女に謝りなさい」
 先ほどの男の声によく似ていると思った。
「私は見ました。脚を掛けたでしょう」
 脚を掛けた女はなにやら弁解しているようだったが、やがて何か叫んでこの場を離れていった。男はかつかつと私の方にやって来て、命令するように言った。
「顔を上げなさい」
 有無を言わさぬ威厳に満ちた、けれど穏やかな声。反抗することもできず、私は言われるがままにそろそろと顔を上げた。
 途端、回りがざわめくのが分かった。私は恥ずかしさと今頃湧き上がってきた悔しさで胸がいっぱいになって、また俯いた。
「俯いてはいけない:
 私はまた黙って顔を上げた。男は丁度私の視線の先で、黙ってこちらを見つめていた。周囲のざわめきは消えない。むしろ、先ほどよりも広がっているようだった。息を飲む音、歩き回る音、議論する声……。
「貴女は美しい。――何故俯くのです?」
 私は答えられずに走り出した。とにかくバルコニーに出て、夜の冷気で火照っている頬を冷やし、冷静に考えたかった。男は追ってきた。だが構いはしなかった。他には誰も追ってこなかったのだから。






「貴女は仮面舞踏会にしかでないとお聞きしています。何故です? それほどの美しさを何故隠すのです?」
 男の追及に、私はぼぞぼぞと返事をする。
「……だって、気味が悪いのです」
「どうして。皆が驚いていたのは分かったでしょう? あれは感嘆のざわめきです。それに、貴女のその黒々とした打つ櫛髪、その瑠璃にも劣らない目、肌、口、何を取っても整っているではないですか」
 だが、どれほど誉められようと、私は自分の顔が嫌いだった。
「嫌なのです。あまりにも禍々しいのです。両親も、私が生まれたときにぎくりとしたと言います。幼い頃には、顔をできるだけ隠すように言われたりもしました。成長してからは益々……。美しさにも限度はあります。それを超えると、むしろ醜いと言った方が良いのです。まるで悪魔か魔物のようで……」
 容貌というのは、決して美しければ良いというものではない。それは限界を超えれば魔性のものとなる。魔性のものは存在するだけで騒動の種となり、皆に災いをもたらす。私の場合がまさにそれだった。嫉妬され、陰口を言われ、苛めに遭い、傷めつけられ貶められて。私は持ち前の気の強さでそれらに耐えたけれど、周囲の人々にも迷惑を掛けて。
「顔を焼こうと思ったことも、傷つけてしまおうと思ったことも何度もあります。でも、実行に移す勇気はなかったのです」
 男は黙って聞いていた。気味が悪いほどに静かに落ち着いて。私は居た堪れなくなった。
「ごめんなさい、やっぱり来てはいけなかったのだわ。嫌な予感はしていたの、でも陛下直々のご招待だからと……ああでもごめんなさい、何と言われようと来るべきではなかったのだわ」
 そう、来るべきではなかった。父上が何を言おうが、来てはいけなかったのだ。
 ああ、普通の顔だったら。そこそこの美しさだったら。どんなに良いだろう、こんな魔性の顔でなかったら……。
「私はそうは思わない」
 突然の男の声が私の思考を遮った。
「貴女の顔が魔性の者だとは思わない。確かにそれほど美しければ、人は皆虜になるでしょう。けれど、だからと言って、魔性だとは思えない」
 私はまじまじと男の仮面を眺めてしまった。一見簡素だが実は贅を凝らした作りだと知れる。その仮面の下で唯一見える瞳が、優しく笑っていた。
「貴女のその容貌は魔性ではない。むしろ天からの授かり物でしょう。気に病むことはありません、貴女は堂々としていらっしゃい。神が貴女に下された宝物を無駄にしてはいけませんよ」
 私は泣きそうになって視線を外した。これ以上聞いていたら間違いなく泣いてしまう。
 父も兄も、生んでくれた母でさえ、怯えさせてしまった私の顔。会う人は皆美しすぎると眉間に皺を寄せ、心ないことを囁いた。誉めてくれた人は初めてだった。
 ……いや? …………初め……て?
「どうして堂々と出来ないのでしょうね。貴女は昔からそうだった。気が強いのに、顔のことを言われると何も言い返せないのだから。いつもベールを被って居たっけか」
 苦笑いして男は微笑む。私は何を言われているのか分からずに、月明かりと広間の明かりに浮かびあがる男を見上げた。男はそっと仮面に手を乗せ、優雅な仕草でそれを外した。
 月明かりに輝く金。それが豊かに風になびく。深く美しいエメラルドが二つ、闇の中で微笑む。そこに居るだけで陽だまりの中に居るような気持ちにさせる美貌の青年。
「やっとまた逢えたね」
 背は伸び、声は低くなり、顔付きも精悍になって、天使のようだといわれたあの頃の美しさは去って行ったものの、5年前のあの面影を多分に残した人。ただ優しかったその中に、今では威厳らしきものも見え隠れしている。それでも何も変わっていない、あの人。
「……リシャール……!」
 懐かしさに胸を塞がれて、言葉はそれ以上出てこなかった。別れの時のあまりに幼い自分を思い出して恥ずかしくなり、思わず逃げようとした私の前に彼は立ちふさがった。
「5年待った。この日をね。5年は思うより長かったな。それなのに君はちっとも王宮には来やしないし……。君が僕を見ることは決してなかったけれど、僕は君を見ていたよ。そして、君を見る度に怖かった」
「え?」
「君がどんどん綺麗になっていくから……馬鹿だと思われるだろうね、でも……ああ、やっぱり僕は馬鹿だな。何を言えば良いのか分からない」
 途方に暮れた、という表情で頬を掻く麗人に私は噴出した。
「ああ。やっぱりリシャールだわ」
 彼は私の言葉に少しだけ笑ったようだった。
「……5年前のことをずっと謝りたかったの。ごめんなさい、あなたの言葉の意味が分かっていなかったのだわ」
「いや、僕も自分の短絡思考を後から笑ったものだよ。連れて行くだけでどうにかなるものでもなかったのだからね」

 私たちは5年分笑い、それからその空白を埋めるために、夜明けまで延々語り明かした。朝日が二人を別つまで。




 それから数年の後。
 二割ほどの羨望と5割くらいの嫉妬、3割くらいの憎悪。降りかかって来るそれらに傷付けられ、雁字搦めにされて身動きが取れない、数え切れない苦痛を背負いながら、私は王家に嫁いだ。
 『傾国だ。遠い東国の楊貴妃の例になる』『クレオパトラの様に国を滅ぼす』そう周囲は騒ぎ立て、良い評判よりも身に覚えのない悪評ばかりが多く立ったが、国が傾くことはなかった。
 時期が来て夫は国王となり、平和の内に国を治めて名君と呼ばれた。




「ねえ、お母さま、この方はだれ?」
 美しい黒い髪をたっぷりと背に流した、二つの緑の宝石を輝かせた少女が、オークで出来た写真立てを持って走り寄って来る。ソファでゆったりとお茶を飲んでいた夫人は、優しい笑顔で少女の頭を撫でた。
「これはね、エレーヌ。おまえのおばあさまとおじいさまがお若い頃のお写真ですよ。お母さまが生まれるよりも、伯父様が生まれるのよりももっと昔ね」
「おばあさま、とてもおきれいね。ドレスがすてき! それに、おじいさまもとってもかっこういいわ」
「エレーヌはおばあさまに良く似ているわ」
 幼い娘ははにかんで頬を赤らめた。
「エレーヌ! 遊ぼうー!」
「あらまあ、ルイではないの?」
「はぁい! いまいくわ」
 少女は満面の笑みで駆け出していく。後にはぽつりと写真立てが残され、夫人はそれを拾い上げると青い瞳を潤ませて、じっと見入った。
 大好きな両親。今では父が兄に位を譲り、二人は穏やかな隠居生活に入っているけれど、在位中は苦労が耐えなかったという。特に母はその美しさから、皇太子妃時代から苛められて苦労したらしい。
 しかし、そんな素振りは子供には一度も見せることはなく、いつも明るく美しい、それで居て毅然とした母だった。
「ねえ、お母様、お母様は今幸せ? 心安らかに暮らしていらっしゃいますの? それとも……」
 娘は微笑む。考える必要などないではないか。

 それから彼女は写真立てをマントルピースの上に戻して、お菓子をねだる子供たちのためにケーキを取にキッチンへと赴いた。
 扉が閉まり、陽の差し込むリビングに静寂が訪れる。
 暖炉の上から、微笑む二人。




 生きる事は仮面舞踏会に良く似ている。皆が仮面を被って何かを隠し、別の何かを演じているのだ。人が何を考えているかなんて、さっぱり分からない。それでも、自分をあれこれ飾り立て、見栄や虚飾に溺れ、塗れながら必死になって踊りぬく。
 でも人は、仮面を外したときに初めて、安らぎを手に入れることが出来るのではないだろうか。

FIN.














 えーと……高校3年になる春休みに書いたものです。2001年です。色々書いたシリーズの幕間に当たる挿入部でした。記録によれば、BGMに『ピアノ・レッスン』のサウンドトラックとハチャトゥリアンの『仮面舞踏会』を掛けていたようです。かなり懐かしい思い出です。
 3年も経っているのだから今ならもう少しましに書けるのだろうか……。
 私にしては珍しい、短編でした。まとめ切れていない感じは否めませんね。

ゆえ



再掲にあたって
浅田真央ちゃんのお陰でハチャトゥリアンの『仮面舞踏会』が売れてるようです。かなり精神的に盛り上がる曲なので、フィギュアスケートを見るたびに「をほほほーい!」な心境になっています。
それはさておき、これは無理やり一本にまとめないで、ちゃんと数話構成にして書けばもうちょっと読めるようになるんではないか、と思います。彼女についてはもっと顔で苦労したシーンを入れるべきだし、彼についてはもっと恋してる描写がほしいところだ。……なんて分析しても、ページ数的にあんまり長く出来なかったので仕方がなかったのかもしれません(部誌に掲載するために書いてたんで)。にしたってなぁ。あのシーン削って別のシーン書けば……ぶつぶつ。
で、実はこれが「青い空〜」シリーズのベースになったお話だったりするのです。あっちの方は完全にコバ●ト文庫化してますけれども(笑)
(2008/12)


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